第4回:マンデラエフェクト体験
第4回目の投稿となる今日は、人体におけるマンデラエフェクトのお話です。
さて、ご紹介する前に一つ簡単な問題を出しますので、考えてみて下さい。
あなたは自分の手首で、自身の脈を測ろうとしています。
「右手」で「左手首」の脈を測るポーズを頭の中でイメージして下さい。
実際にやらなくても結構です。あくまで頭の中だけで自分の手を動かしてみて下さい。
イメージ出来ましたか?
あなたのイメージでは、右手の指は、左手首のどの位置で脈を取ろうとしていますか?
それが下記のイラストのような形の方、いらっしゃいますでしょうか。
指の数は1本でも3本でも構いません。「左手首の中央」で脈を取ろうとイメージしているという意味です。
もし、このようなイメージを持たれた方、今まさにマンデラエフェクトが起きた瞬間かもしれません。
脈を測る場合、「動脈の血管の上に指先を置いて測る」というのは皆さんご存じかと思いますが、先ほどイメージされた「手首の中央」に動脈は無いのです。
では、どこに動脈があるのかというと下記の図を見て下さい。この図の赤色で示している線が、腕に走る動脈の位置になるようです。
どうですか?
こんな位置に動脈ってありましたっけ?
これ確実にマンデラしてると思うんですよね・・・。
ちなみに、手首で正しく脈を測る場合、親指の付け根に指先を当てると脈が感じられるそうです。イラストで表すとこのような形です。
手首の中央どころか、手首の側面で測るみたいなイメージですね。
「手首の中央」って誤解している人、結構いらっしゃるんじゃないですか?
それを証拠に、脈を測るイメージ画像で、こんな写真も存在しています。
これ明らかに脈、取れてないですよね。
こういった痕跡が残るのも、マンデラエフェクトの特徴かなと思います。
次にご紹介する人体マンデラは、肋骨についてです。
これは、結構有名なマンデラエフェクトなんで、すでにご存じのマンデラ―の方も多いかと思いますが、お付き合いください。
今の肋骨がどうなっているか、まずは図を掲載しますね。
こんな感じです。
左右12対の肋骨が、背骨からぐるりと、美しい曲線を描きながら胸骨に繋がっていますね。
・・・・・えーと、「胸骨」って何ですかね?
こんな骨ありました?私は知りませんでした。
私が知っている肋骨は、胸骨なんて骨は無くって、肋骨の先っぽは尖がっていたような記憶があるんですよね。んで、ボキッと折れたらたいてい肺とかの内臓に刺さって自爆するってのが様式美だったはずです(あくまで個人的な考えです)。
こんなにガッチリした構造体では無かったはずなんですよ。
本当に、しっかり内臓を守ります!っていう意思がひしひしと伝わってくるような構造ですよね。良いことなんですけど・・・。
ただ、私は疑い深いので、本当に以前からそうだったのかを調べる訳ですよ。
これ、レオナルド・ダ・ヴィンチの解剖手稿のデッサン図です。
はっきりと胸骨が描かれてるのが分かります。
そして次、杉田玄白の解剖新書のデッサン。
こちらも同様に胸骨がしっかりと描かれています。
そういえば、骸骨の有名な妖怪が居なかったっけ・・・と「がしゃどくろ」っていう妖怪のイラストを調べてみました。
これも胸骨がある・・・・、うーん、このイラストは、とがったチクチクした肋骨が描かれていたような気がしたんですけどね。
どうやら、「昔から」人体には「胸骨」というものがあったようです。
ただ、私はダヴィンチや杉田玄白のデッサン画よりも、このイラストが真実だったと思っています。
皆さんは、どうですか?
今回のマンデラ紹介はこれで終わりたいと思います。